ブルックリンブリッジ

8月15日の記。
友人が夕方のブルックリンブリッジからの眺めが最高だったというので、ぜひ行きたいとおもって時折先輩を誘っていたのだが、「今日はいい天気だ。ひきこもり日和だね」などと言って、これは待ってても当分行けそうにないな、ということでひとりで行こうと思い立った

しかし、やはりわたしもめんどくさがりやであるのと、曇ってきてしまったのと、携帯を忘れたので、行こうという気持ちに陰りが見られていた。
が、英会話で「この後の予定は?」と聞かれて、馬鹿正直に「ブルックリンブリッジに行こうとおもってたんだが、このまま帰ろうか迷ってる」と言ったら、「いや、行きなよ!」と背中押されたので行くことにした。
これからなんかくじけそうなことがあったら英会話後にやることにして、英会話で「この後の予定は?」に答える形で気持ちを固めて行くという方針はいいかもしれない。

と、前書きがすごい長くて、たぶんここからすごく短いんだが、行ってきましたブルックリンブリッジ。
駅から徒歩5分ぐらいで、橋のはしっこにたどりつく。
ブルックリンブリッジは超でかいのだけど、歩いて渡れるのです。歩道の下に車道がある形。だから、微妙に振動しててちょっとこわい。
どうだったか?と聞かれるならば、わたしは答えます。
でかすぎて疲れた、と。
歩いている最中から、帰りもこれとおんなじ距離歩くのか…とちょっとうんざりしていたことを告白します。
橋の真ん中を境にニューヨーク側の方が人が多くて、ブルックリン側が少ないことからしても、渡り切ってないんだよな多分。みんな真ん中まで行って戻ってるような気がする。
橋はすごく迫力あるし、風景は開放感があったのだけれど(自由の女神もちっちゃく見える)、何分曇りだったので、いちいち惜しい気がした。
なので、これは晴れどきのしかも夕方にかかるときに行ってみないと、真の評価はできまい。今日は下見だ!

そして、30分ぐらい(もっと?)かかって渡り切った後も、なぜか一本道がつづき、川沿いの公園に出るための階段とか通路がしばらくない。
だいぶ行ってから、ようやく階段が現れて、そこから川岸のほうに戻る感じでさらに歩き、公園のベンチで川を眺めながら足の疲れを癒す。
川は海のように激しく波打っていた。雨が続いたから?
そういやカメラないし、ノートにスケッチでもしようとおもいたつも、何をおもったかブルックリンブリッジじゃなくて、隣の名前もよく知らない橋を描き始める。
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もう手すりかくあたりで、めんどくさくなってしまった…けど、いつかこういうスケッチにも成長がみられるかもしれないので載せておく。

雑貨屋&アート巡りをしたかったんだが、携帯がなく情報が足りないのと、帰り道の体力を残すべく、近くの本屋でポストカードなど見るにとどめた。(でも、これはよかった!)

残り、ちょっとだけ印象的だったこと。

★川沿いの公園に、メリーゴーラウンドがあった。結構人が乗っていた。

★橋の上で写真を撮る人がいっぱいいたんだけど、なんかゴルフのドライバーみたいなものの先にカメラをとりつけて、いろんな角度から自分たちを撮ってるひとに2組も出会った。流行ってるのかな、あのアイテム?わりとぎょっとする。

★橋の上で写真を撮ってほしいと頼まれたんだが、「ありがとう」って言ってもらえて嬉しくなる。ここで一日うろうろしてたら、いっぱい写真をとってお礼を言ってもらえて、ひとの役にたててる!みたいな承認欲求的なものは満たせるとおもう。(しないけど)
しかし、大事なことは、わたしに写真を撮るセンスがないということです。ぶれてないといいな…。

★橋の上は半分が歩道で、半分が自転車用の通路になってるんだが、自転車の方は多分通勤とか通学に使ってる人たち用なのか、超スピードで飛ばしていた。
あれ歩行者とぶつかったら、歩行者死ぬとおもう。