日向ぼっこ イズ ジャスティス

昨日、日曜日、セントラルパークに散歩にいった。
先輩は課題をやってたので無理かな、とおもっていたが、芝生で1時間だけ日向ぼっこしつつやるというので、一緒に行くことに。

セントラルパークは平日よりも人がいっぱいいた。
こちらの人々は、休みになったら公園にいくというのが、わりとよくある行動パターンなのかも?
(わたしが知らないだけで、日本もそうなんだろうか。代々木公園にもっと行けばよかったのか?)

でかい桜の木もあった!
こちらでも桜が見ることができて、しあわせだ。やはり桜はとても綺麗。

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寝っ転がって日向ぼっこしつつ、先輩は会社の課題をやり、わたしはノートにNYで何しようかをカリカリ書く。

途中で、ちっさいタケコプターみたいな玩具が風に乗って飛んできて、わたしにぶつかる。
見渡すと、近くの女の子がこっちを見てたので、えいっと投げ返すと、びびられて拾われず。おおーん。ちらちらと父親の顔を伺う女の子。父親は笑ってお礼いってくれた。その数秒後にまた当たった。風向きとか、あの、その。

そのあと結構周りを見てにやにやしていたので、覚え書き。

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あっ、グローブとかの手…。
とにかく、あちこちでフリスビーやらタケコプターやらボールやらを父さんと投げ合いっこしている子どもが共通して「Daddy catch!」って言ってたので、覚えた。わたしはいつ父さんとキャッチボールをしても大丈夫。
父さんの争奪戦をしていた兄妹の妹のほうが、切れっぽくて、血管切れないか今から心配。キャッチできなくてキレて、兄のほうに先に投げ返した父にキレて、キレながらグローブを空に掲げる、キレっ娘だった。

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大人がうつむけで寝そべってしゃべってんの超可愛いんだけど、そんなパジャマトークでしか見られない様が、こちらでは見ることができます。

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それぞれが思い思いのことしてる様が、和んだ。片方本読んでるひとりの尻をまくらに眠るもうひとりとか。
あとわりと寒いのに上裸で焼いているひともいました。クレイジーってやつだぜ。

あと信じられないぐらいに密着してイチャイチャしているカップルの絵を描こうとしましたが、複雑な密着具合でうまく描けませんでした。
わりといっぱいいます。

☆ ☆ ☆

いろんな親子をじっと見ていたせいか、唐突に、西武池袋線に乗っていたときのことを思い出した。
しゃべりたがりな5歳ぐらいの男の子と、すごいもう眠そうなお父さんが、前に座っていたんだが…。

「ねえねえ、パパはむかし何になりたかった?」
「そうだな…野球選手かな…」
「どうしてならなかったの?」
「途中であきらめたからかな…」
「ふーん」
「……(寝かけ)」
「ぼくね、ぼくはね、パン屋さんになるんだ!でね、高校生になったら、ぼくもパパみたいにあきらめて、今度は電車の運転手さんになる!」
「そうか…」
「うん!」
「…あのな、パパはあきらめたわけじゃなくて、他にやりたいことができたっていうか…」
「?」

みたいな会話をしていて、すごい面白かった。
あきらめるところまで含めてリスペクトする子どもと、やべえ!変なんインプットした!と訂正にかかる父親の図がすてきだった。

子どもってフラットでおもしろい。
あきらめるが、本当になんの無駄な重さもない。