NYでなにをするか

働く問題のつづき。
やっぱりアルバイトするのは難しいらしい。
ビザ的にも、会社的にもOKなんだけど、今度は税金の関係で「難しい」。
「してはいけない」ではないのがポイント。

なにが「難しい」か。
妻がアルバイトする場合に、夫の確定申告とまとめて行うことになるらしいんだが(他は知らんが先輩の会社では)、これがめちゃくちゃ複雑らしく、エージェントを雇わねばならなくて、そこに賃金が発生する。
もうひとつ、今先輩の給料には家賃補助分がいっしょに振り込まれてるから、かなりの高額になっていて、ひかれる税金も高額になること。

これらが合わさると、多少のアルバイト程度のお金は、ほとんど入らない、もしくは場合によってはマイナスになるのだと。
もちろん、そのひかれる分以上がっつり働けばお金は手に入る。

働く問題の最も正しい情報はそれらしい。
(前に書いた先輩の同期からの情報を足した完全バージョンである。これで、つじつまがあった…)

でも、わたしは前ほどがっくりしてない。
「禁止」ではないから。
よっぽどやりたければやれるから。
そこまで出て、わたしは、やっとすっきり答えが出せる気がした。

わたしはアルバイトしないことにとりあえずしようとおもう。

ここでの時間をどう過ごすか、というのはこっちに来てからずっとわたしが考えてたことだ。
どう過ごしたっていいからこそ迷ってて。
たとえば英語を勉強するっていうのも、それだけやるのはなんか違うんだ、そりゃあ話せるようにわかるようになりたい。
ニューヨークで生活するのに、じゃなくて、場所に関わず、わたしの人生で大事なことを考えたいなあと思った。

ちなみに、上の情報を知る前に先輩に相談していて、「先輩は、わたしが今すぐ働いた方がいいか?」と聞いたら「英語の勉強してくれたほうがいい」と言ってたから、「働く」よりも「英語の勉強」のが先輩のためにはなれるらしかった。少なくとも今は。

そして、今度の情報が加わって、わたしはとりあえず決めた。

✳︎生活
✳︎物語
✳︎英語

この3つを柱として、日々を送る!
新しいもんは、とりあえず置いておく。
(面白そうなことがあったら都度いくけど!好奇心大事!)
ただ、そんなに多くのものを大事にできない気がしてて。
1年て52週間しかないって聞いてびびった。52回、1週間を繰り返したら終わっちゃうんだ。そら、早いはずだ。
だから、わたしがいいと思うことをやることにする。掘り下げたし。

そして、働かないことについて、働いているひとに悪いと思うのをやめようと思う。
働かないのはずるいという声が聞こえていた気がする。それはきっと誰の声でもない、わたしの想像する他人の声。
それを自分で言うのやめる。
ひとの反応はひとにまかせちゃえばいい。
全部を自分の問題にしなくていいはずだ。

いずれもし子どもができたりしたらまた色々変わるかもしれないし、猛烈に働きたくなるかもしれないし、財政難に陥り働く必要があるかもしれない。
先輩と相談してやってく。

今のところ、そのような感じでやってこうとおもっている。
前言撤回は全然ありなんだって今は思うから、あんまり自分を締め付けすぎず、でも歩きながら行きたい場所を考える!