船便の着

かれこれ2ヶ月と半分ぐらい待った船便が今週届きました。

引越しでこちらに送った荷物は、航空便と船便の2種類あって、航空便が5箱ぐらいで1、2週間で届くのに対し、船便は大量に送れる代わりに2、3ヶ月かかります。

その船便。

次々に運び込まれるダンボール。

総数は46個でした。

（120個とか、60個とかの、知り合いもいるのでそれに比べると少ない。引越し業者さんも、少なめだと言っていた）

段ボールから荷物を取り出していたのだけど、わりと初期の段階で、嫌になってしまった。

今までわたしがわりとやる気に満ち溢れたり、やらなきゃいけないことをやれてたのは、物が少なかったからだと実感。

こう、なんか、嫌になっちゃう早さがすぐ訪れること風のごとし。

なので、色々記念写真をとったりして、遊んでいました。

でも、荷物が来るまで、ああー余計なもん増えるわーってうんざりしてたんだけど、やってきたら、もう懐かしくて。

なんか情があるものたちが部屋にいっぱいやってきて、嬉しくなった。

そして、いい気分になって、そっこう気分転換に外に散歩にいきました。

（散らかっている部屋と向き合うのをあきらめた）

しかし、帰ってきてから、嫌々片付けているうちに突然片付けに目覚め、片付けハイに陥り、その日夜遅くまで＆次の日朝から夕方までを異常な集中力で過ごし、ついには終わらせました！

すごくね！？と大体自分で先輩に12回ぐらいアピールしました。褒めを貪欲に求めるタイプです。

なんか、片付けって大事だなあと思いました。なにが大事だと思ったかというと、なんというか基本を大事にしている感じがして…。

ん？基本というか…土台かな？

なんかこう、わたしは何事も一番美味しいところとか、大事なところに、一目散に我慢できずに駆けていっちゃうタイプなんだけど、こうして掃除してると、土台のありがたみに気づくというか。

なんか床とかを今更大事に思ったのです。今まで埃かぶってても何も思わなかったんだけど。（問題）

ちゃんと認識したというか。

そうだ、ものを大事にした気がしたんだ！

あ、埃拭いてやらな、と。綺麗なほうが気持ちいいんだなとかを、今更実感として思いました。

わたし掃除嫌いなのと同時に、全然ものを大事にしてなかったのか。

散らかすって、ちゃんとものを見てあげてなかったってことなのかもしれない。その時間を惜しむという、その心そのものが。

などと、部屋の片付けがうまくいったから考えてみる、金曜の夜なのだった。

＜おまけ＞

でかペンギンが来たので、そっと隣に座らせてみた。

これ実は社会人2、3年目ぐらいのクリスマスに「先輩に」あげた品だったりする。

その頃わたしは仕事が忙しく帰りが深夜とかで、わたしの部屋に来てくれた先輩がひとりでいるのも寂しかろうと考えて設置した品である。意外と可愛いもの好きだしなーなどとうなづきながら。

あの頃のわたしの頭はいかれてる。

ドアが鉄だったので、いろいろ貼り付けてみたらカオスになった。

でも、なんだろう。前よりもこの部屋に愛着がわいてきた。