ウィリアムズバーグの雑貨屋さん

今日はマンハッタンの隣の島のブルックリンにある、元は工場街今はおしゃれ街、ウィリアムズバーグに行って来ました。
アーティストが多く移り住んでいる街で、雑貨屋や古着屋やカフェなどが沢山あります。壁にラクガキがよくされてるのですが、もはやラクガキというかアートっぽいたたずまいです。
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今回いろいろ写真をとって、後でスケッチしようとおもったのですが、店に入ってみて、商品が撮れるはずがねえ、ということに気づいて、必死に頭で覚えようとしました。
だけど、気づいたんです…
わたし、なにも見ずに記憶だけを頼りに何かを描くのが苦手だって。
以下のトトロをご覧ください。
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でも、なんとか頑張りました。店を出てすぐに、歩きながら簡単にメモをとりました。
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何がなんだかわかりませんね?自分にだけわかればいいとおもってたのですが、後で見て、記憶の再現に必要なものはこの時点でもうほとんど抜け落ちてんな、と痛感しました。ただ何があったかだけはこれで思い出せる!

ということで、今回も絵日記です。
あと、わたしが印象的だったものをメモとして描いてるので、すごく偏りがあります。(ジュエリーをガン無視など)

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読めたらよいですが、読めなかったらすみません。
結局わたしは、3つほど買いました。
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友人に手紙を書こうとおもってたのでポストカードっぽいの2つと(NYっぽさがでてるやつ)、フルーツのタグは何に使うかさっぱりなのですが、色が綺麗だったので絵描くときに色の参考にしようとおもって買いました。本の栞にしようかな。

総括すると、すごい楽しかったです。お金がないわたしでも楽しめるし、なんか商品それ自体がアイディアに満ちてて、勉強になった。
足が疲れた時点であんまりねばらずソッコー帰って来たので、まだまだ見てないところがたくさん。
なので、またちまちま行こうと思います。

以下、おまけの出来事をいくつか。

★Bedford avenueという駅で降りるんだけど、思ったよりひと気が少ないのと、なんかラクガキも最初不穏に見えたのと(荒れてる学校のようだ!)、途中車道が砂になってたり(なんか整備されてない!)、建物が古かったり、道ゆく人がスペイン語が多かったような?だったりで、普段自分が住んでる地区とは違う雰囲気におよよ…と、ビビリまくりながら移動しました。ひと気が多めになってきて、やっと安心。

★途中お店で、陸上の為末選手に似てるアジア系の男の人がレジをしてたのですが、なんかレジの横に、英語で「東日本大震災への募金」みたいなことが書かれた箱が置いてあって、もしや?と思ってたら、会計の最後に「ありがとうございました」とニコッと微笑まれて、やっぱり!!と思いました。
まさかこんなとこにも日本人がいるとは。
別れ際に何か言おうとおもって考えた挙句「がんばってください」と超ふわっとしたことを言って店を出ました。

★帰り道の駅のホーム。マンハッタンに戻る電車が10分後で、「待つのたるいなー」と思いながらベンチに座ったら、横の方で、大学生らしき男二人組がバイオリンを弾き始めました。
そして、わたしは気づいたらなんと3回も電車を見過ごしていました。故意に。
とんでもなく、よかったのです。
好みにジャストミートすぎて、え?え?どこにいけばCD買えるの?それオリジナル?それとも既存の名曲?ああ、だめだ電車来たけど足がまだ聴きたいと拒否って動かない!!と胸熱状態になりました。
民族音楽なのか、クラシックなのか、ちょっとわからない。でも、音が色鮮やかで、郷愁じゃないけど、懐かしくて切なくて胸がつまる感じ。
あと、その二人組の感じにもたいそう萌えました。
ひとりの男の子は最初女の子と見間違ったぐらい綺麗な顔をしてるんだけど、ふるまいが「ああもう、いいから、やろうぜ」みたいにガサツでえらそうで芯が強そうで。もうひとりの男の子は、あごにヒゲはやしてロン毛なのだけど、もうひとりの子より繊細で優しそうに見えました。(たぶん実際違うけど、印象ね)
そんな二人が、息があった演奏を見せるのがすごいよくて。
またここに来る時に、演奏してたらいいなあと思いました。また聞きたい。すごく。

おしまい。