体調不良にて候

火曜日、英会話でジュリアン先生とまたも授業の半分W杯について話をした帰り道。
次の日は図書館の無料英会話講座の説明会に行く予定だったので、(その日かはわからないが、面接で英語のクラスが決まる)英語の勉強をしようと家の近くのスタバにいこうと思っていた。

わりと長距離だから夏の暑いときは地下鉄にのって帰るのだけど、その日は曇ってたからいいかと歩いて帰り始めたのがひとつ。

途中で雲が晴れてむっちゃ暑くなってきたのがひとつ。

スタバに入って、しばらく本読んだり、携帯いじってたり(早くやれ)、英語勉強しはじめて、しばらくして外を見たら超スコールで傘を持ってないわたしは止むまで帰れなくなったのがひとつ。

スタバ内冷房効きすぎなのがひとつ。(一応長袖持参できたがさむい)

だいぶたってそろそろ帰りたいなというときに一瞬雨が弱くなって、今帰ろうかどうしようかと迷って、完全に止むまで待とうと決めなかったらどうだったろう。

でも、またどしゃぶりになって、しばらくわたしはそこに居続けることになって、なんかあるとき突然「あ、やばい」と思ったのだった…

 

ちょうど雨があがったので、外に出た。そのときにはもう寒気というかボワワーンという全身をただようぬるさみたいなものがあって、こうなるとたいていわたしは熱を出す。

でも、わたしはそこそこ体が頑丈にできているので、ちょっとした熱なら薬を飲んで寝るとすぐ下がるのでなめていた。

家に帰ったのは、3時か4時だったと思うんだが、そこから熱があがって、家にある冷えピタをわりと体中に貼り付けてもがいた。
そして、39度近くあがったところで、これは大丈夫だろうかと不安にかられた。こんなにあがるのが久しぶりだったからだ。

いちおう連絡しておこうと先輩にLINEおくったら、いつもより早く帰ってきてくれて、ポカリに似た飲み物を買ってきてくれた。

どうやら先輩の上司が「奥さんはこっちに来て3か月の疲れと緊張が出ちゃったんじゃないか」と心配してくれているらしく、翌日知ったが、翌朝も熱が下がらなければ先輩は休んでいいことにしてくれた。
(優しすぎる。いいのかとすごい動揺した)

そして、ポカリ的なもの、水、クスリ、冷えピタ、そして毛布を出してきてくるまり、えんえん寝るをやったにも関わらず、熱は全然下がらず。

 

水曜。朝目覚めて体温計の数値がまったく変わらずうなだれる。

無料図書館英会話に行けないなんて。夏どこで英語勉強しよう?(そろそろ先輩の会社の50時間補助が終わるので、今通ってるところには行けなくなる)

あ、でもほかのところでも説明会やってるかも…って、あとブロンクス!?だ、だ、大丈夫なんだろうか!?(けっこう危険な地域という情報だけ知ってる)

ぎりぎりまでねばるが、また熱が上がってきたので、いっしょに説明会に行く予定だった友人に、だめっぽい(涙)と送ると、その友人も、三か月の疲れと緊張が~うんぬんではないか、と言った。

その日はずーっと寝た。寝たのに、熱はちっとも下がらないからがっくりするし、いつ終わるんだろうと思う。何より本も携帯もパソコンも見れない(見ると頭痛&気持ち悪い)から、本当に寝るしかない、けど寝すぎて体が痛い。

夜になって、下がったと思いきゃまた上がってきた、その事実にぐったりしてしまって、先輩のところまで行って「どうしたら熱は下がるのだろうか?」と聞いたら、「とにかく水を飲みまくって、薬飲んで、寝る」と返ってきたので、水を飲みまくって寝た。

(ポカリっぽい飲み物やレモンジュース系を飲みすぎて、口が甘くなった)

 

木曜。朝、熱は下がった。これでもう大丈夫だと思う、と先輩を朝見送ったが、あんまり大丈夫じゃなかった。

今度はおなかの調子が最悪になり、汚い話だが下痢がずっと続いて、げっそりした。

そして、体がなかなか回復せず、体調が悪いままでいることで、心もずどーんとした。

皆、3か月の疲れが緊張がうんぬんって言ってたけど、そうかもしれない、とさえ思い始めた。(実際そんな風な感じはしてなかったのだけど、無意識に蓄積とかもあるかもしれないと思い始めた)

 

金曜もおなかの調子は悪いままだった。とりあえず安静に、家で過ごした。今週マジでなんもしてないなーとおもった。

 

そして、今日土曜日。ようやく元に戻ってきて、スーパーに買い物に出たら、もうなんかすごい疲れた…体力とか筋肉とかまで削られた感じ。
 でも、これでまた安静にすると、どんどん弱ってきそうだから、ちょいちょい歩行距離伸ばそう。あとストレッチとかもうなんでもいいから体動かそう。

 

体が弱ってしまうと、心が弱ってしまいやすくて、そして弱った。

しかし、昨日弱った心を癒すために、電子書籍でマンガをいくつか買ったら、マジ傑作ぞろいで心が蘇ると同時に、涙した。

マンガとか本とかは現実逃避というひともいるかもしれないが、心をここじゃないどこかにやってくれて、「千と千尋」の最後で千尋がトンネルを抜けたあともキラキラの髪留めをしてるみたいに、ほんの少しだけ違う自分になって帰ってこれる気がして、この日は心が違う方向向くことができた。(同時に自分ダメだなーって思ったのもあったけど)
あと単純に「笑える」って超偉大だなーとおもった。

「じーんとする」「考えさせられる」「心に刺さる」「問題作」「心の闇」とかも全部同じ棚の上に置いときたい。

ちなみに『スピリットサークル』『かくかくしかじか』『ポコとヤコ』の3つが特によかった。

あと遠隔で、先輩の母さんは薬剤師なんだけど、いろいろ薬の指示をしてくれて本当に助かった。(こっち来る前にいっぱい薬をくれた)
母さんが薬剤師って最強だね、と先輩に言うと、先輩の上司もそう言ってたらしい。いや本当、生活の面でも手に職的な面でも最強だ。

先輩の母さんは、こっちに気を遣わせないような、さらっとした優しさをくれるひとで、時折LINEで家の猫の写真を送ってくれる。(わたしは異常な猫好き)
多分うまく伝わってないけど、わたしはわりと先輩の一家が大好きである。(猫込みで)

 

わかんないけど、わりとこの体調不良は、場合によってはそれなりに今後に影響するかもしれないと思ったので、書き記しておく。