歯医者と国際電話と間に挟まれる

こないだ奥歯が痛んでいたので、そして今のうちに歯医者や体のメンテナンスに行っておくのがいいと本や友人が言っていたので、歯医者に行った。

友人が腕がいいよ!と紹介してくれた日本人の先生。

やはり親不知だろうか、嫌だなあ嫌だなあ、親不知のひとつ手前の奥歯でありますように…と願って行ったら、十中八九親不知だということだった。

だがそもそも妊婦だとレントゲンも抜歯もよくないと言われ、積極的になだめる方向性に。

歯を1日5回磨き、過酸化水素を注射器っぽいやつで親不知のはぐきとの間に流し込んでゆすぐ…を1日10回と。あと、フロスを使えと。

 

しかも、日本で行っていた歯医者にレントゲン写真を送ってもらえるか聞いて(もし抜くことを避けられない事態になった際、歯が生えてる方向が分かってたほうがいいから)と言われ、国際電話をかけることに…!

な、なんだってー!

家帰ってとにかく国際電話のかけ方&金額などを調べた。

LINE同士(LINEという無料通話もできるアプリ)でしか通話したことなくて、かけたことなかったのだ。

で、色々検索した結果、ややこしい…ということが分かり、挫折しかけていた際、ふとLINEで「LINE電話」というサービスが始まったんだよなー国際電話もできんのかな…と思って、調べたらすっごい楽にかけれるようだ!


LINE電話とは | LINE(ライン)

LINE電話というのは、それまではLINEというアプリを持ったもの同士でしか通話できなかったのが、LINEから普通の家電やお店などにもかけられるという機能。

(無料ではないが、格安。課金の方法も何種類かあるけど、わたしが使ったコールクレジットという方法は、使う金額分だけボタン選択で購入できる)

これ、しかも国選んで、電話番号入力すると、先に1分でこれぐらいお金かかるよって表示してるから、目安がついて安心できる。

しかも今キャンペーン中なのか、結局無料で通話できた!!

 

ということで、無事電話はかけられたのだが…(つながった時点で感動した)

先生いわく「レントゲンは微量のX線しか浴びないから、妊娠にまるで問題ない。そちらで撮って問題ない。抜歯は、抜歯自体より、その後に飲む抗生物質ボルタレンが赤ちゃんに悪影響を与えるらしいから、抜歯はしないほうがいい」と。

つまり、レントゲン写真を日本から送ってもらう必要はないとのことだった。

そうかーと思って、お礼を言って、電話を切った。

ネットで検索してみたところ、ほかの歯医者さんも同様のことを言っていた。

 

でも、こちらの歯医者さん、おもしろいけどクセがあって、なんか気が強い女子みたいなおじさんだったので、なんとなく大丈夫かなーと思いながら電話をかけた。(事情を伝えるべく)

そしたら案の定「ふーん、あんま親切じゃないね」から始まり、「言ってること自体はよくわかるけど、送ってって言われたら断れないんだよ、ふつうは」と重ねて、「無理だって言われても頭下げるしかないんじゃないの」と恐れてた事態になって、板挟み状態になるのは一番嫌だったから(そしてわたしは日本の先生の説明に納得していたのである)、事情は言ったんですけど…とねばったら、「仕方ないか。まあ、出産までねばれそうな感じもしたし、レントゲンは撮らない方向で行こう」と折れてくれて、気分を変えた口調になってくれたので大変ほっとした。

抜歯は避けたいし、ならレントゲンは撮らんでいいとおもうので、大賛成した。

方針違うんだなー。

 ケアをちゃんとすることは、今年やらねばならんことの一つだな…。