図書館英会話のはなし

ずっとしたかった図書館英会話のはなしをサクッと。
今わたしはクラスをひとつ上のレベルにあげたのだけど、その前とその後の差がやべーっす。

前:みんなしゃべれない
今:みんなしゃべれる

という衝撃ビフォアアフター。
えっ、クラス1個上がっただけだよね?
英語レベルが1、2なら初級、3、4なら中級、5、6なら上級みたいな分け方で、その中級から上級に変わっただけなのだけど、中学校から大学に編入したみたいなショックを受ける。

中級のクラスも面白かった。
中級のクラスは、常連のおばちゃんの多いクラスで、ちょいぽっちゃりのおじさん先生がキュート。先生の英語は聞き取りやすいし、わたしは大好き。
一番最初にクラスに行ったときに、驚いたことが2つあって、
1つ、みんなの圧倒的な挙手ぶり。
「えっ、なんなのハーマイオニーなの!?」(ハリーポッターに出てくる圧倒的優等生女子)
2つ、みんなの圧倒的間違えぶり。
「えっ、なんで自分の話はじめちゃった!?えっ、今の流れ聞いてました…!?」
しかし、間違えようが、全然理解してなかろうが、発言して、そして別にそれを恥じていない感じに、わたしはすごいこれを学びたいと思ったのだった…(しかし先に言うと、現状実践できてません…)
みんな英語はまだこれからという感じで、haveとか基本動詞の読み方がわかってないひともいたり、初級よりの人も結構いるのが中級だった。
だけど、リスニング問題のときに、今まで出来てたほうのわたしや友人がさっぱりだったのと反対に、すごいイキイキと答えてて、ああっ、これが各国の英語学習の違いかあ…と身を持って感じたりした。
夏セメスターの最後に、このままクラスを続けるか上がるか下がるか辞めるかを選べるのだけど、わたしは試しに上がってみようと思った。よっぽどだったら、次のセメスターの終わりにまた下がろうと。

そうして、秋セメスター上級クラスが始まったのだった…んで冒頭に戻る。
上級クラスはバラツキは多少あるにしろ、え、英会話くる必要あります…????みたいなひとがわりと沢山いる。(それでもきっとネイティブのスピードにはついていけなかったり、文法の知識が曖昧だったりするんだろう)
先生の言ってることもわりと聞き取れないんだけど、何より生徒の英語が早すぎて聞き取れない。(訛りがあったりすると、もはや全然わからん。パートナーの人はどんな話をしてた?という先生の質問が一番こわい)
先生はすごい笑顔がすてきなスマートな40台ぐらいの女性で、毎回工夫をこらした授業をしてくれて、授業内容は素晴らしいとおもう。そして…、パートナーとかテーブルでしゃべらざるをえない機会が、いっぱいある…ふぅ…。
これってすっげーありがたいことだと思う。今そういうのが自分に必要なんだっておもうから。しゃべる機会。
あとトピックスが、選挙とか、政治だったりするときに、より英語がわからなくなるのと(たぶん無意識の推測がまったくできなくなるからと、英単語がわからないから)、自分の国のことも、ちゃんとわかってない自分はそもそも日本語でも内容がある話ができない。そして、わりとほかの生徒は語れるのだ。(語ってる人が意識が高い人なのかもしれないが。でも、政治や選挙システムで議論とか勃発していた)
ちなみにクラスの日本人率は高い、てか一番日本人が多いです。

わりと客観的に冷静に見て、わたしが一番しゃべれてないし聞き取れてないんだが、そして多分わたしにはこのクラスはレベルが高すぎてここにいるのがいいのか悪いのかもはやよくわからないし、正直胃が痛いんだが、でも、とりあえずこのセメスターはこのクラスに最後までいてみようとおもっている。
やだやだとごねる自分をどうにか始まる時間までに席につかせることさえ出来れば、あとは意外となんとかなる。楽しいことも興味深いこともあり、行ってよかったと思う。でも毎回なんとかなる気持ちはきっちりリセットされて、毎回新鮮に行きたくない。
このセメスターが終わる頃には、極寒と言われるニューヨークの冬が始まっているだろう…。